梅を見る家
●設計事例の所在地:
京都市左京区
●面積(坪):
90㎡(27坪)
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
自然が色濃く残り、2階からは、京都市内の夜景が見られるという、魅力的な敷地です。
LDKからは、紅梅・白梅を間近に見ることができます。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
この場所で、どのような空間、設備、雑貨などに囲まれ、どういう暮らしをしたいのか。
明確で、詳細なイメージをお持ちだったご家族との打ち合わせは、楽しく、そしてシンプルでした。
「できないんだったら、コレをやめてこうしましょう」
予算や諸条件のため、実現が難しいことに対する対処は、いつも即答でした。
良い大工さん、そして良い職人さんたちに恵まれ、素敵な住まいができあがりました。
その他の画像:
軒の出・けらばの出を 面積の許す限り深くした外観。
雨の日は、円錐形のクサリ縦樋から水の流れを感じることができます。
LDKの木製サッシとガラス壁。
当初、ほとんど全ての壁がガラス張りで、屋外の木々、風景が見られる設計でしたが、
適度に壁がある、落ち着いたデザインになりました。
LDKは、畳コーナーを含めて約21畳の広さです。
キッチン横には、将来クッキング薪ストーブが入る予定。
奥には、小上がりの畳スペースがあり、書斎として使います。
主寝室
バルコニーの屋根越しに稜線が望めます。
土間仕上げは、修学院離宮 隣雲亭の一二三石を写しまねたもので、
床のベースは、三和土ではなく、モルタルです。
一二三石(ひふみいし)とは、一つ・二つ・三つと小石を散りばめて仕上げる、土間の施工方法。
浴室からも屋外の植栽がよく見えます。
白いバスタブ、白いタイル、綺麗です。